ラヴェル/ピアノ名演集 演奏者:メイエ
レーベル:仏VSM
作曲者/タイトル:ラヴェル/ピアノ名演集
演奏者:メイエ
1900年代前半から中盤にかけて活動したフランスの女流ピアニスト、マルセル・メイエ。
名門であるパリ音楽院にてマルグリット・ロン、そしてアルフレッド・コルトーに師事。
サティやコクトーらと親交があり、プーランクやミヨーといった若手作家(フランス6人組)の作品を積極的に紹介した「6人組の女神」とも呼ばれる人物。
SP期からLP初期にかけ、仏COLUMBIAやLE DISCOPHILES FRANCAIS(以下DF)から多数の作品を発表しましたが、
日本国内ではほぼ未発となっており、来日も無かったためか長い間日本では知名度が全く無かったピアニストでした。
今回ご紹介する仏VSM盤のピアノ名演集は、仏DFよりモノラル録音にて発表された同作の再発盤。
ラヴェル「夜のガスパール」「高雅で感傷的なワルツ」等を収録。
メイエの端々に洗練を感じさせるタッチがとても印象的な好録音。
原盤である仏DF盤は数万単位のギガレア盤となっており、キズ盤が多いため美盤での入手は本当に困難とされております。
こちらの再発盤でお聴きになられた方が日本では多いかもしれません。