クラシックCD 不滅のA級廃盤セレクション J.S.バッハ:無伴奏ソナタ&パルティータ
J.S.バッハ:無伴奏ソナタ&パルティータ(全6曲)
演奏:アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)
レーベル:フィリップス
ヨーロッパの正統的なヴァイオリン演奏の後継者と評されるグリュミオー絶頂期の録音。バッハと誕生日を同じくするという運命を強く意識していたというグリュミオーのこだわりは強く、過去の奏者による校訂版ではなくわざわざバッハ自筆譜を取り寄せ、レコードスリーヴにまで用いたことが、この95年発売の24bitマスタリング・紙ボックス仕様CDにまで受け継がれていますね。
1921年ベルギーの労働者階級の家に生まれましたが、3歳よりヴァイオリンを学びはじめ1940年にデビューを果たしました。戦後よりソリストとしての名声を大いに高めました。
この無伴奏ソナタの録音でもグリュミオーの特徴とされる美しいヴィブラートが随所に聞かれ、気品高い表現で聴くものを魅了します。